グーグルの混雑状況グラフの罠

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そういや確かにグーグルマップなどで確認できる、店舗の混雑状況はどうやってチェックをしているのだろうと思っていたのだけど、要はスマホの位置データを基に推測するわけか、ということで納得感。それと同時に、通信動向利用調査などでも出てくるように、高齢者はスマホの利用率が低くなるので、動向とデータに齟齬が生じることになる。高齢者が沢山集まって混雑を形成していても、混雑状況グラフでは人数がカウントされていないので混んでいないよという形に。要はあの混雑はあくまでもスマホを利用している人の込み具合というわけだ。

しかしそうなると、例えば今件指摘されたような年金支給日における混雑動向とか、3月から4月にかけて発生したトイレットペーパーなどの買い占め騒動の類は、データとしては反映されずにそのような状況は発生していなかったということになる。

仕方ないといえばそれまでなんだけど、今後この類のデータを検証する上では、色々と考えなきゃならないような話には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月17日 07:27に書いた記事です。

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