「押印なくても契約有効」 政府がはんこめぐりQ&A(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/CmfNAOeWRz
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 19, 2020
内閣府と法務、経済産業両省は19日、押印に関するQ&A形式の資料を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業にテレワークが広がる中、押印のためだけに出社するのは非効率との指摘を踏まえた対応。押印省略に企業の理解を促すことで、働き方改革を推進する狙いだ。
新型コロナウイルスの流行で巣ごもりやらリモートワークやらが急速に浸透する、というかせざるを得ない状況となった中で、大いに問題視されたのが判子問題。判子は物理的なものだから、仕事そのものはネット経由でできるのに、判子を押すためだけに出勤しなければという、どこのコントだよと言う冗談話がネタでも何でもない状態で頻発する形となり、さすがにこれはまずいだろうということからか、こういう話が出た次第。
要は判子が無ければダメだというこれまでの話から、判子でなく他の手段でもいいよ、ということになった次第。判子を使ってはいけないというわけではないので、これまで通り判子で証明をしても何の問題もない。ただ、「判子で無ければダメだ」という強制力が無くなったまでのこと。
法務省:押印についてのQ&A(法務省) https://t.co/hDPiMieeMQ
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 19, 2020
「私法上、契約は当事者の意思の合致により、成立するものであり、書面の作成及びその書面への押印は、特段の定めがある場合を除き、必要な要件とはされていない」
キター pic.twitter.com/Qik7LeYr8k
5枚目。 pic.twitter.com/3pIEQnWw8B
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 19, 2020
元々契約書って何よ、立証ってどういうことよ、ということなのだから、判子はその証明手段の一つでしか無かったはず。それがいつの間にか必要不可欠なアイテムとしてその立ち位置を確保してしまって、本末転倒な形になっていたのが、今回公的な形で「違うそうじゃない」とされた次第。
歴史的な一歩でして、内閣府、法務省、経済産業省連名で契約書に押印しなくても法律違反にならないなどの書面が出ました。これにより押印の見直しがかなり進むものと思います。ニューノーマルに向けて、このような動きが加速することを期待してます!https://t.co/M5YSuW6dT1
— 小泉 文明/Fumiaki Koizumi (@Koizumi) June 19, 2020
ただ指摘されている通り、この話が関連界隈に大きな動きを与えることに違いはない。恐らく来週あたりから「それでも判子は大切だ」的な運動が色々と出てくることは容易に想像できる。いや、判子を投げ捨てろってわけじゃなく、絶対無比の存在ではないというだけの話なんだけど、やはりそういう認識だった時の特権とかメリットがなくなるってのは、それを利用している人には大きな話なんだろうな。
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