誤嚥により窒息死した5万人以上のデータを分析すると、窒息死の約7割が75歳以上の高齢者で、1月1日の死者数が最も多く、1月2~3日も相当多かった。おそらく、餅が原因と考えられる(Journal of Epidemiology, in press)。https://t.co/1eqsJ0nYPF pic.twitter.com/MpJgo8h2j4
— インヴェスドクター (@Invesdoctor) June 21, 2020
先日ちょいとニュースに上っていた話。解説しようと思ったけどコメントを受け付けないタイプの記事だったので、とりあえず今後のこともあるので覚え書きとして。大量の実データを分析したら、誤嚥での窒息死は多分が高齢者で、元日の死者数がもっとも多かったという話。誤嚥は子供や高齢者が起こしやすく、誤嚥リスクが高いのはお餅だから、当然と言えばそれまでの話だけど、それを実データで裏付けているというのは(地味かもしれないけど)素晴らしい話に違いない。「かもしれない」「きっとそう」を「確かにそう」としてくれるのだから。
東京消防庁、高齢者などのお餅(もち)窒息事故に対し注意喚起(最新) - ガベージニュース https://t.co/6K5iecPWGq pic.twitter.com/b2G7qhbTFV
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 21, 2020
サンプルとしてはもっと小さなものになるけど、毎年消防庁が公開している東京都に限定した窒息事故の話。こちらもやはり高齢者が多く、1月が最も多くなっている...ってグラフの一つ、年齢階層別じゃない方をツイートしちゃってるな、これ。60歳以上に限定すると搬送者数の92.1%が60歳以上となっている。
餅を食べる機会はまだ先だけど、誤嚥などのリスクは一年中存在する。消化にもよいし、よく噛んで食べましょうということで。
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