お願いがあります。
— BOOKS 青いカバ (@hippopotbase) June 20, 2020
実家の整理などでいろいろ処分しなくてはならない時に、どう考えても古い本があるときはぜひちょっとだけご相談ください。
「父親が満州で軍人をしていてその頃の本があったんだけどぜんぶ捨てちゃったのよー」とか言いながら10年前の健康書を売りに来るのは、やめてください・・・
それなりに資料が残ってるのであれば、管理しきれない方はそれなりの古書店へ。
— KGN (@KGN_works) June 20, 2020
ブックオフなどのチェーン店では値段がつきませんのでご注意を。
「実家の整理」という曖昧な表現をしているけど、要は遺品整理の話。最近はポストにもその類の業者のチラシが良く入り込むようになったけど、あの類の業者はおおよそがすべてをゴミ扱いしてまとめて廃棄物処理をするだけの話で、価値あるものを見い出して市場に流し、対価を依頼主に支払う的なことはしない。そういう目利きをしているところはほとんどないんじゃないかな。
当然、本の類などは一括して焼却処分とされてしまうのがオチ。ところがその類の本は得てして資料的・歴史的価値があったりするから、焼かれてしまうとその価値は永遠に失われてしまう。
指摘もされているけど、チェーン店のようなところでも目利きができる人はさほどいないし、専門分野となればお手上げの場合が多いので、色々な意味で安心はできない。単なるゴミくず、産業廃棄物のように見えても、価値判断ができるところに依頼をすることを強くお勧めする。
金銭的な積み増しができるのはもちろんだけど、しかるべきところで買い取りをしてもらえば、市場に流れる形でその物品は世に流れ、生き永らえることになる。色々な意味でもったいないからね。一度失われた資料は二度と戻らないから。
ちなみに10年前の健康書とかIT本とかは、現時点では単なるゴミ。よほどのものでない限り、チリ紙交換に出した方がましだったりする。下手すると買い取りすらしてくれない。誰も欲しがらないし、歴史的価値も無きに等しいからね。
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