実家の整理の時の注意事項

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「実家の整理」という曖昧な表現をしているけど、要は遺品整理の話。最近はポストにもその類の業者のチラシが良く入り込むようになったけど、あの類の業者はおおよそがすべてをゴミ扱いしてまとめて廃棄物処理をするだけの話で、価値あるものを見い出して市場に流し、対価を依頼主に支払う的なことはしない。そういう目利きをしているところはほとんどないんじゃないかな。

当然、本の類などは一括して焼却処分とされてしまうのがオチ。ところがその類の本は得てして資料的・歴史的価値があったりするから、焼かれてしまうとその価値は永遠に失われてしまう。

指摘もされているけど、チェーン店のようなところでも目利きができる人はさほどいないし、専門分野となればお手上げの場合が多いので、色々な意味で安心はできない。単なるゴミくず、産業廃棄物のように見えても、価値判断ができるところに依頼をすることを強くお勧めする。

金銭的な積み増しができるのはもちろんだけど、しかるべきところで買い取りをしてもらえば、市場に流れる形でその物品は世に流れ、生き永らえることになる。色々な意味でもったいないからね。一度失われた資料は二度と戻らないから。

ちなみに10年前の健康書とかIT本とかは、現時点では単なるゴミ。よほどのものでない限り、チリ紙交換に出した方がましだったりする。下手すると買い取りすらしてくれない。誰も欲しがらないし、歴史的価値も無きに等しいからね。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月23日 06:40に書いた記事です。

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