前週の熱中症による救急搬送人員数。単純人数だと東京や埼玉、大阪、福岡といった人口密集地帯が多いのは当然だけど、人口比率で見るとそうでもない。むしろ地方の方が多い状態。また九州や四国が多め。もっとも絶対数が少ないので統計によるぶれが多分に出ている可能性はある。 pic.twitter.com/7ul1Vollb6
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 21, 2020
熱中症による救急搬送人員数の記事。本文中では傾向についてあれこれと書いているけど、あれはデータを直読みした上で頭の中でイメージを浮かべていたりする。ただ、地名と具体的な場所がすぐに結びつくとも限らないし、微妙な数字の違いを見落としてしまうこともある。ビジュアル化できればいいなあと、この一週間ほど色々と考えることに。
最初は3Dマップ化しようとしたんだけど、3D化は弊害も大きいし、そもそも数字の差が顕著な形では見えてこないことが判明したので(実際に作ってみた)、色合いの違いでベタ塗マップを作ることに。
色々とツールも出ているけど、一番手っ取り早く、フォーマットも固定化しているExcelのマップ作成機能を使うことに。ただしこちらも今まで使ったことが無かったので試行錯誤状態。
試しに作ったのがこの2つ。単純に搬送者数をカウントしたのと、都道府県別の人口と兼ね合わせて人口比を算出したもの。搬送者数が多くても、人口が多いところなら確率論的に多くの人が搬送されても不思議じゃないからね。
統計的なぶれはあるんだろうけど、大阪とか東京とか埼玉って、実は人口比ではさほど多く無かったりする。天候起因などもあるのだろうけど、これも結局のところ、高齢者人口が多いところの方が発生しやすいということなんだろうな、と。
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