警備会社のアルソックが社員向けに開発した、使い切りマスク横に装着する、業務用プラスチック換気弁が、暑い日に快適で売って欲しいと、
— 光雄☆工機 (@mitsuwo117) June 21, 2020
ガテン系企業から問い合わせ来てると。
もしかしたら、アルソックは想定外の副収入事業を開始するかも知れないw pic.twitter.com/9MqGnxFKX8
新型コロナウイルスの流行により、突然夏場でもマスクを着用しなければならなくなるという、前代未聞の状況に追い込まれた地球人類。急ピッチで対応策が練られているけど、色々と難しい問題が多くてズバリなものは見つかっていない。
暑苦しさを覚えるのは口と鼻をマスクで覆っているからであって、それを外せば暑苦しくはないけど、それでは自分の飛沫が周囲に飛び散ってしまうのでアウト。色々と難しい問題である。
で、その問題を解決する方法としてアルソックが開発したというのが「ALSOKマスク通気アタッチメント」。サージカルマスクに装着する形のプラ製の部品で、これをつけると横の換気弁の部分から空気が漏れ出るので、マスク内のもやもや感が防げるという。
「ALSOKマスク通気アタッチメント」を開発|2020年6月16日|安全安心のアルソック https://t.co/wlHVIqvBIF 「排気弁構造を採用することで、息を吸うときは弁が閉じて外気の進入を防ぎ、息を吐いたときは自然に弁が開くため」かけた人の飛沫を周囲にばらまかないというマスクの本来の意義は... pic.twitter.com/pUhjVflQBS
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) June 21, 2020
アルソックのページにも詳細な説明があり、確かに合理的な仕組みには違いない。ただこれって根本的な問題として、マスクってのはそもそもかけた本人による飛沫を周囲に飛び散らせないためのものであって、周囲からの飛沫を防ぐためのものじゃないんだよね。だから「息を吸うときは弁が閉じて外気の進入を防ぎ」ってのは意味が無いし、「吐いたときは自然に弁が開くため」では飛沫が出てしまうことになる。
いや、マスク無しと比べたら確かに量は確実に減るだろうし、真正面にダイレクトに飛び散るわけでは無いのだろうけど。これがアリなら、サンバイザーでもいいんじゃないかという感はある。バイザーは他の飛沫を自分が受けないようにするもので、本来の用途としては真逆ではあるのだけど。
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