ツイッター上のオピニオンってこれか。確かに消せないし、キュレーターが「煽れるから」という思惑の下に選択しているのなら、愉快な話ではないですね。PV稼ぎのために煽るまとめサイトと変わらないし、キュレーターの質が求められるものなのに以下文字数 pic.twitter.com/aRJpZdw0gz
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) July 10, 2020
先日ちょいとツイッターのパソコン版公式クライアントページで表示されるオピニオンなるものが恣意的かつ放火魔的なところがあるとの指摘があって、改めて見直してみたらなるほどこれだと気が付いた。右側のトレンド的なガイダンス一覧で、ちゃっかりと「オピニオン・昨日」というのがあり、そこにさくりと先日のポテトサラダの話が載っている。
ポテトサラダの件は実にその筋の人が言いそうな話ではあるけど、いわゆる都市伝説というか噂話のレベルで、それが確かにあったという証拠はどこにもない。ネタ話とか、そういう事案があったとしてという仮定の話での展開ならともかく、サービス提供側の公式なものとして話を提示するのはどうなんだろう。テーマ的にも煽るようなものに違いはないし。この手法って結局悪質なまとめサイトと同じなんだよね。
サービス側としては品質はすぐに数字化されるわけではないけど、ページビューは即時に数字化される。煽り立てられた人達が論争を繰り広げれば、それだけページビューが増えるのでこのテーマを選んだキュレーター側(ツイッター内部の人)の功績となる。
でもそれでいいのか、という感想しか出てこない。
考え直してみればこの「オピニオン」以外にも不自然な形でトレンドとか国内・今日というタイトルをつけて、同じネタがずっとこの場所で表示されていることが多々ある。特定の雑誌の記事が長い間居座っていることもある。しかもプロモーションのマークをつけておらずに。
そういえばツイッターでは先日突然仕様が変り、外部サイトの埋め込みタグでのツイートボタンの挙動がおかしくなっている。ブログなどでツイートボタンを押してツイートしようとすると、わざわざパソコン版の公式ウェブサイトにアクセスし、そこを表示した上でツイートする形になっている。以前はツイート専用のウェンドゥが開き、ツイートしたらそれでオシマイだったのに。これも結局は、単純に公式ウェブサイトのページビュー数を増やしたいからなのだ。
どのような手立てを使ってもページビュー数を増やしたいという、ツイッター側の思惑があからさま&下手な手法ばかりで、どうしたもんだろうと思う次第ではある。
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