【不破雷蔵さんのコメント】家計調査で二人以上世帯・品目分類におけるチーズの消費額を前年同月比で確認します... ▼家庭用チーズが急拡大 3ヵ月連続で2ケタ増 背景に"家のレストラン化" https://t.co/utaJdT4Z3u
— 140gnews (@140gnews) July 12, 2020
新型コロナウイルスの流行に伴う社会の動きで生じた巣ごもり現象によって、さまざまな分野の消費が大きな変化を示している。消費形態が変わったのだから当然の話なまでなのだけど、その一つとして家庭用チーズの消費がめがっさ増えたとの話。要は内食の食材が急速に伸びて、その一つとしてチーズにスポットライトが当たったまでの話なのだけどね。先日はホットケーキミックスが注目を集めたけど、この類の食材は結構ある。
2020年1月...+2%
2月...+4%
3月...+14%
4月...+29%
5月...+30%
と、巣ごもり期間に大きく増加しています。気軽に取れる滋養に満ちた食品として好かれたのでしょう。
また同じ乳製品としてヨーグルトやバターを確認しますと(ヨーグルト/バター)
2020年1月...-2%/-1%
2月...+10%/+15%
3月...+9%/+30%
4月...+16%/+67%
5月...+9%/+45%
と、チーズ同様に、特にバターは大きく伸びています。バターは内食で粉ものによる料理、中でも菓子系を作る際に重宝され、需要が大きく伸びたものと思われます。
今後日々の行動が以前通りになれば内食の需要も元に戻るのでしょうが、お手軽さの観点でチーズへの傾注は継続するかもしれません。
家計調査で月ベースのデータが存在する二人以上世帯の動向を見ても、確かに明らかな増加が見受けられる。多くの世帯が買い増しをしているのだろうな、と。特に子供の消費が大きいのだろうけど、それを確認するのはちょっと骨が折れるし類推以上のものでしかない。
新型コロナウイルスの流行による社会行動の制限がいつまで続くのか、そして影響を受けた社会はいかなる変化を示すのか。色々と数量的な観点で見ていくことはとても大切だと思うのだけど......あまり評価されないのだよね、この類の話って。
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