携帯電話はもしかすると別の呼び方をしていたかもしれない

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厳密には従来型携帯電話もスマホも携帯電話には違いないのだけど、世間一般にはガラケーを携帯電話、スマホはスマホとして表現する方が通りはよい。結局のところ、携帯電話という言葉が携帯する電話機全般ではなく、ガラケーという種類の携帯電話でイメージの固定が行われてしまったのだろうな、と。

で、その携帯電話という言い回し。説明によれば携帯電話ではなく懐中電話と呼ばれていたかもしれないとの指摘。確かに懐中時計とか懐中汁粉というものがあるように、持ち運びできるアイテムには「懐中」という言い回しが使われていた。元々ふところの中におさめるものという意味だけど、携帯電話も普通はそうやるものだから、確かに懐中電話と呼ばれる可能性はあったのだろう。

たとえ携帯電話が懐中電話と呼ばれていたにせよ、やはりスマートフォンはスマートフォンのままに違いない。海外からの言い回しだから、変わりようはない。ガラケーという俗称は元々ガラパゴス携帯の略だったことを考えると、ガラパゴス懐中からガラカー、いやガラチューとでも呼ばれたのだろうか。なんか色々と面白いネタにはなりそうだ。

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このページは、不破雷蔵が2020年7月14日 06:59に書いた記事です。

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