YouTubeが流行ってるのは分かるけど、活字派からすると「えっ、この情報量で15分...?」「欲しい情報に辿り着くために15分もこれを見てなきゃいけないの...?」ってなるのわかる?
— しのはら | 書く人 (@shinoha_la) July 5, 2020
せっかちな人ほど活字で情報収集する時代に戻るんじゃないかなぁ。
自分も含め文字ベースのTwitterに適応してる人ほどこの感覚を持ちそう。動画は文字以降・以上の技術ということになっているけど、一周回って口承の世界を生きる動画ネイティブはこの後「文字の発明」を経験し、「文字の情報圧縮力・検索性マジ便利」ってならないのかと...。https://t.co/OI0jm5TZvR
— 橋本麻里 (@hashimoto_tokyo) July 6, 2020
非常に雑な話となるけど、表現媒体・手段として、絵や図版は文字よりも分かりやすい代わりに時間単位の情報量は少なくなる傾向がある。インフォメディアなどはぱっと見で分かりやすくたくさんの情報量が云々という話もあるかもしれないけど、あれは多分に簡略化されているし、何よりイメージというか概念的なものの把握が優先される。パワーポイントでのイージーな説明のようなもの。
動画は内容次第ではあるけど、図版よりも分かりやすいものの情報の密度は薄くなり、時間単位での取得情報量は低いものとなる。動画の方が楽なことは間違いないのだけどね。時間に対する効用が低すぎる......と考えてしまう人は少なくない。だからこそ、動画の早回し機能を使っている人がいるというのも理解できる。
構成・編集次第では、動画に文字ベースのそれに近い情報を盛り込むことも不可能ではない。よくあるテキスト系の読み上げ動画がその方向性にチャレンジしているのではないかな、という気がする。ただしそれは作るための労力がムッチャかかるし、見る側もお気軽感が減るに違いない。
結局は適材適所。あとは個々の需要に応じたものを、という感じ。動画がダメでテキストがよいとか、テキストがダメで動画がよいというものではない。
ただこの類の話って、例えば有名なテレビアニメのシーンをコマ撮りのようにカットして漫画のようにして出版する、アニメの単行本版的なものがそれなりに定番化しているのを思い返すに、納得はできるのだよね。
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