Twitterのプロモーションツイート、大手企業の商品については、商品そのもののプロモツイート扱いではなく、商品に出ているタレントのツイートをプロモツイートとして流す場合が増えている印象。要は「人をフックにする」方が見てもらえる率・拡散率が高いということか。
— Munechika Nishida (@mnishi41) June 29, 2020
この類の話は統計で裏付けを取るのには非常に大きなリソースを必要とするし、おそらくがっちりとした結果は出てこないような気がするのだけど、広告関連の話では半ば以上暗黙の了解化されているノウハウでもある。要は人はぱっと見をする時に、単なる無機質なアイテムよりも、有機物、特に人間に注目する傾向があるということ。その人間がよほど特異な状況、ビジュアルにあるものでなければ、だいたいはよい効果が得られることになる。
それが演技であったとしても、人の体験を基に語っているという解釈ができるわけだし、命にかかわるようなことがあるかもしれないという注意が生じるのも、多分に人がかかわっているからこそ。例えば単純に壊れそうなつり橋の写真よりも、おっかなびっくりわたっている人がいるつり橋の方が、注目を集めやすい。
似たような話としては、男性よりも女性の方がとか、動物ならば犬とか猫のような身近で可愛い対象の方が、注目を集めやすいというのもある。ただこれらの話って半ば人の本能に訴えかけるタイプのノウハウなので、あまり多用すると逆効果を生み出すことがあるので要注意。要は効き目が強い抗生物質のようなものかな。
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