毎日新聞(まんたんWEB)。るろうに剣心ミュージカルで、氏名+作品名のタイトル違いでほぼ同じ内容の記事を連投してるけど、なんだろう。事務所向け?検索ユーザー向け?https://t.co/sqfCbkZOkP pic.twitter.com/VqYPkNECvl
— geek@akibablog (@akibablog) July 24, 2020
アクセス稼ぎ。作品への注目パワーが高いので、量産して総ページビュー数を増やそうとしている。https://t.co/CZsh2qgvxB
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) July 24, 2020
芸能関連の記事ではよくあるパターンだけど、意識して目を通さないと気が付かない話。今件のように一つの事案、リリースについて、複数の記事が同時に配信されることがある。それも内容はほとんど同じで、記事によってスポットライトが充てられる対象が異なるだけの話。例えば桃太郎が上演されるというリリースなら、「桃太郎上演、主役は桃太郎」「桃太郎上演、お供の一人はキジ」「桃太郎上演、お供の一人はキジ」「桃太郎上演、お供の一人はサル」「桃太郎上演、お供の一人はイヌ」「桃太郎上演、桃を拾ってきたのはお婆さん」「桃太郎上演、敵役の鬼が住んでいるのは鬼ヶ島」という感じ。そして記事の前半部分は桃太郎が上演されるという同じようなフレーズが並ぶ。
リリース側で「特定の芸能人一人ひとり別個の記事を書くように」という指定があるわけではないので(そのようなものがあったら大問題になる)、書き手側の方がこのように分散して書いていると考えて間違いではないだろう。となると、なぜそのようなことをするのか。答えは絞られてくる。
恐らくは、というか他に回答が見つからないのだが、アクセス稼ぎというところだろう。作品への注目パワーが高いので、量産して総ページビュー数を増やす算段。今件の引用元なら、ミュージカルそのものの人気が高く注目を集めているので、たくさんの記事を別個書き上げて、それぞれにアクセスしてもらい、総アクセス数を増やすという話でしかない。
極めて好意的に解釈すれば、登場タレントに注目している人が、そのタレントの記事だけを読みたいという需要に合わせたものとの考えもできるのだけど。ちょっと無理やり感がある。
賢い方法であると言われればそれまでなんだけど、ワードサラダスパムとかとどれほどの違いがあるのだろうか。検索エンジン側もこの辺りをしっかりと「対応」していないところを見るに、アレがナニな技術力となってしまっているのだろうな、と。
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