謎の種が中国から届く件について

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同様のケースは特にアメリカで報告が相次いでおり、これまでに米農務省など複数の機関が「もし届いても植えたりせず、しかるべき機関に連絡して」と注意を呼びかける事態に発展していました。一連の報告を見ると、送付元は中国とみられるケースが多く、種の種類はまちまちだったようです。同様に、イギリスでも同じような事案が報道されていたほか、直近では日本のTwitterユーザーからも「届いた」との報告があがっていました。

先日CNNなどで米国での事例が多数報じられた、中国から突然植物の種子と思われるものが送り付けられてくる件。頼んだことはないし、そもそも何で自分のプライベートなデータを取得してるのかということで、怖いぜ怖いぜ怖くて死ぬぜモード。バイオテロと何ら変わらず。

一部解説によると送り付け商法的なものとか悪質なビジネスの一様式という指摘もあるけど、素材として植物の種子を使うのは、たちが悪すぎる。捨ててしまっても発芽リスクがあるし、第一種そのものに何らかの細菌が云々という可能性もゼロではない。何しろ自分が注文したことのないものなのだから。

同じ事を自分達がやられたらどう考えるか、どのような対応をせざるを得ないのか、それを考えればこんなことはできるはずはない。常識そのものが違っているのか、あるいはそれを知った上で意図的にやっているのか。

ねとらぼの記事では「どこから送られてきたのか分からない」とあるけど、指摘されている通り、アマゾンのマケプレ業者による可能性は極めて高い。それなら米国で事案が生じたのも理解はできる。というかアマゾンは中華系の業者の概念というか道徳倫理が、欧米諸国とは根本的に異なるってのを、そろそろ理解した方がよいと思う。


今件に関して農水省の植物防疫所は激おこぷんぷん丸モード。まるで細菌兵器を扱っているかのような注意喚起。何も知らない人だと、思惑にのって封を開けて種をまいてしまう可能性も多分にある。

こういう時こそ新聞やテレビは大々的に伝えるべきだと思うのだけどな。というかそれをやらないってのは、存在意義を否定してないか?

※引用上の写真では台湾との表記がありますが、CNNなどの報では中国郵政との表記が確認できたため、そのように表記しました。

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このページは、不破雷蔵が2020年7月31日 07:43に書いた記事です。

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