【兼松】10 年保存可能な「防災電池」を販売開始 https://t.co/zaqJssbKxg @PRTIMES_JPより
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) August 26, 2020
「防災電池」はローリングストック(日常備蓄)に適した使用頻度の多い単三形乾電池を採用しています。ローリングストック(日常備蓄)とは、普段から少し多めに備蓄品を買い置きし、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量を家に備蓄しておき、もしもの時に自分と家族を守る方法のことです。日常生活で消費しながら、消費期限や使用推奨期限を切らすことがなく、いざという時に備えることができます。
「10年保存が可能」とあるけど具体的にどのような状況を意味するのだろうかと商品ページを確認したら、「使用推奨期限10年」とのこと。ただ、10年間の保存でどれぐらいのロスが生じるのか、その実測値(推定値)などが確認できないのが残念なところ。
実のところ最近の充電式乾電池では、5年経過をしてもフル充電時の8割は保証できるというものも出てきている。10年保全できる電池があればそれこそ死蔵するような状況で貯めておいてもいざという時に役立つし、説明にあるローリングストック(要はところてん式の備蓄法)でも期間毎の交換量を減らせるけど、10年単位ってのはちょっと長すぎる気がするのだよね。個人的には電池ならば3~5年単位で全部入れ替わるようにするのがベターかな。
この類の超保存可能な備蓄品って、公共機関とか大手企業にはマッチしているのかなという気がする。ただ、使用時の規約もあらかじめ作っておかないと、震災時の時のように備蓄品はあるのに対応できないので必要な場所に送れなかったという事態が生じかねない。色々と面倒ではあるのだけどね。
コメントする