ウソであることがすぐに判別する証拠を取得できる時代なのに、なぜマスコミはウソをつきまくるのだろう

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マスコミ自身はそれをウソだとは思わずに、素で真実だと思っているのか、日本語の解釈能力が絶望的なレベルでしかないのか、それとも教義のためには多少のうそは演出レベルだと自己決定してしまっているのか。恐らくはケースバイケースではあるのだろうけど、すぐに分かるようなウソを喧伝し、それが公共の電波や公的に保護されている紙媒体で広がり、一部議員先生や自称専門家やらエンタテインメント芸人でしかないテレビ出演者が騒いで事実であるかのように広めていくというパターンが多すぎる。いや、昔からそういうものでしかなく、その内部構造が分かるようになってきただけなのかもしれないけど。

もっとも、ネットなどで一次ソースが容易に取得精査できるようになっても、それを面倒だからしない人も多いし、その発想にすら至らない人も多いし、できない人も多い。うそをつかれてもそれを確かめるのが面倒くさいし、これまでそれでよかったのだから別にいいじゃんと考える人も多い。

だからこそ、今の世の中になっても、テレビや新聞でこの類のうそやデマは平気で流される。それがまだ有効だから。費用対効果の観点で通用しないと思うような状況になれば、やらなくなるのは道理であり、そのような事態になっていないということは、いまだに有効だという証ではある。

ペテン師は全員を騙す必要はない。自分が十分なメリットを得られると判断できる数の人を騙せれば、それで十分なのである。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月14日 07:47に書いた記事です。

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