特設公衆電話(事前設置) 概要(NTT西日本) https://t.co/qCUQFluOUp 「特設公衆電話は、災害発生時等において通信手段の確保のために被災者等が無料で使用」「難所等が開設された際には施設管理者により電話機が設置され利用可能」 pic.twitter.com/v1gqRrF033
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) August 14, 2020
時折見かけてネタにもしている、公衆電話。実のところ漸減を続けているのだけど、それとは別に特殊公衆電話(事前設置電話)なるものも存在するということを、先日初めて知ったので覚え書き。
公衆電話そのものは法令で一定面積の地域内に必ず一定数置かねばならないってのはよく知られた話だけど、それとは別にお役所などで災害時に使ってもらおうとの思惑のため、設置されているものが、特殊公衆電話。
これは普段から普通の公衆電話同様に使えるわけじゃなく、回線のみが設置されている。そして端末はその施設の管理人が保管していて、何か非常時にはその端末を持ってきて接続し、無料で使えるようにするというもの。管理をする人になにかあったらどうするのかとか端末がダメージを受けたらアウトだとかいうのがあるけど、公衆電話を常設しているよりはコストがはるかに低く抑えられるし、面積単位での設置義務云々とは関係がないので気楽。
NTT東も西もこの類の特殊公衆電話を結構な数だけ揃えているとの話。先の震災をはじめ、自然災害の際のリスク分散という社会的責務を果たすためのものだと考えているのだろうし、設置する側としても有事の際の対応策としては適切な選択肢として注目を集めているのだろうな。
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