これ 誰もやってない から自分が初だ! って勘違いしやすいんだけど「勝ち筋がないから」「ダメだから」という理由でやってない可能性の方が高い(笑)
— くられ@8/21コミック「科学は〜」第5巻発売 (@reraku) August 18, 2020
ガチで誰もやってないことって、地味で目立たないか、まったく情報が無いか、どっちかじゃないのかねえ(なお私が首突っ込んだところは後者でした。前者でもあったけど)
— KGN (@KGN_works) August 18, 2020
漫画や物語などだと専門家たちが頭を抱えている無理難題に対し、素人だったり門外漢の人がちょろっと顔を出して奇想天外なアイディアを投げて「これは素晴らしい、誰も思いつかなかった発想だ」的な解決に導くなんていう話はよくあるパターン。最近の異世界転生ものでは世界そのものが異なることで生じる発想とか概念の差異を利用するというのはテンプレ化しているほど。「ドリフターズ」でも紫が似たような話をしていた記憶が。その方が話としては盛り上がるのは事実ではある。
けれど現実問題として、そのような事例は稀有でしかなく、実際にはダメだと分かり切っているからわざわざトライすらされていない、あるいはすでに検証とか実証実験がされているけど、ダメ出しされて没を食らったというパターンが山ほどだったりする。
だからまずは「これは今まで誰も考えていなかった画期的なアイディアだ」というものがあったら、本当に自分が初めてなのか、そこに空白地が存在していたのは偶然なのかということについて、とことん調べてみることが大切。
「誰もやっていない独創的なものを考える」よりも,「すでにどこかで誰かがやっているものをマネする」ところから始めるほうが最終的に独創的なものになることってあるよね.
— 野島 高彦【化学】※引用RT確認しに行っていません (@TakahikoNojima) August 18, 2020
真っ新な独創的なものを想起するのはそれはそれで楽しいし創造力を鍛えることにもなるけど、すでに行われているものをなぞっていき、その過程で思いついたこと、気が付いたことについてチャレンジした方が、結果として新しいもの、独創的なものを生み出す可能性は高い。まぁ、リソースに余裕があるのなら、ゼロからたたき上げてもいいとは思うのだけどね。それはそれで貴重な経験になるから。
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