「その時代」を描くことに意味のある作品を指して
— 松田未来 「夜光雲のサリッサ」単行本第5巻発売中! (@macchiMC72) August 22, 2020
「今の基準と違う」「注釈をつけろ」
という文化警察は、フィクションとの付き合い方を学べなかった人なのだなと思う。
昔の作品を収録した本に「この作品が描かれた時代を考慮して~」という無粋な注釈は、こういう人たちのためにあるのだ。
— 松田未来 「夜光雲のサリッサ」単行本第5巻発売中! (@macchiMC72) August 22, 2020
...見覚えのあるアカウントだと思ったら、子供が手話に親しんでる様子を「美談にするな」「文化盗用だ」と騒いでた御仁か。ご自分の美意識と社会が揃ってないと気がすまない人なのね。
— 松田未来 「夜光雲のサリッサ」単行本第5巻発売中! (@macchiMC72) August 22, 2020
先日ちょいと話題に上った話からの派生ということで。時間と共に人の世は流れ、多様な変化が生じていく。文科省の言葉に関する調査でも、あくまでも今はそれが主流の意味であって別の選択肢の意味合いが完全に間違いではないという表現をしているのは、時代によって言葉の意味ですら変わってくるからに他ならない。文化とか常識ならなおさら。
今の物差しで計ればアウトなもの、常識外れで罰せられるような行為でも、当時でならむしろ称賛されていたかもしれない。そのような時代を描写するのにもかかわらず、今の常識であれこれやっていたのでは、正しいものの伝え方ではなくなってしまう。そういう設定のお話ならともかく、ね(銀魂とか)。
現在では悪しき習慣となっているものを、さも賛美するかのように描くのなら話は別となるけど、昔のままに描くのなら特に問題はないはず。むしろそれを責める方がおかしいお話。縄文時代の人にスーツを着せてスマホを操作させながら歩かせたいかい? 今の常識で考えればスマホを使っていないのはおかしいし、あんな粗い服を着て外を歩くのは変だという文句をつけるつもりなのかな。フリントストーンじゃあるまいし。
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