任天堂 3DSシリーズ生産終了

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任天堂は9月16日、ニンテンドー3DSシリーズの生産を終了したと公式サイトにて発表しました。9月16日より、公式サイトの製品ページに「ニンテンドー3DSシリーズの本体の生産はすべて終了いたしました。」と生産終了のお知らせが掲載されています。

実のところ同日付で行われた経営方針説明会の内容に合わせて更新発表したとのことだけど、なんだかんだ言っても悲しい話には違いない。任天堂のハードの寿命は大体7~8年だから、ほぼ同じかちょっぴり長生きした方か。
すでに後継機のNintendo Switchは全面的に展開中で、任天堂の四半期決算短信からも3DS関連の生産数報告は無くなっています。また、前年期の2019年度(2019年4月~2020年3月)の決算短信で、翌連結会計年度(予想)の欄において3DSの項目はハードもソフトも予定数が「-」(無し)となっていましたので、こうなることは予想できたとはいえ、現実のものとなると悲しいものがあります。


なお2020年3月末時点で3DSの販売台数は各種派生機種をすべて合わせて、日本のみで2526万台、全世界では7577万台。実のところDSと比べると少ない値に留まっています(DSはそれぞれ3299万台、9386万台)。

ちなみにNintendo Switchは同じく2020年3月末時点で1344万台・5577万台。今年度においては全世界で1900万台の販売を予想しています。


ということで解説もしたけど、実のところすでに前期の決算短信の時点で現在進行期では3DSの生産予定は「-」となっていたので、こうなることは予定調和的なものでしかなかったんだよね。まぁ、Nintendo Switch Liteが事実上携帯ゲーム機として展開されているし、3DSの後継機的なポジションだからアレなんだけど。

ただこれで、日本発の携帯ゲーム機で生産中なのは、これでNintendo Switch Liteのみとなった。Nintendo Switch Liteを携帯ゲーム機とはみなさないという声もあるので、そうなると携帯ゲーム機は全滅ということになる。まぁ、スマホがここまで浸透しちゃうと仕方がないのかもな、という。

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このページは、不破雷蔵が2020年9月18日 07:22に書いた記事です。

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