JR東日本、ダイヤ改正における終電時刻の繰り上げなどについて発表:日本経済新聞 https://t.co/kTurKkvAZf
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) September 3, 2020
新型コロナウイルス感染症の流行を契機としたお客さまの行動様式の変化により、特に深夜時間帯のご利用が大きく減少しています。一方、安全かつ利便性の高い鉄道サービスをサスティナブルに提供していくため、夜間の作業時間の確保が大きな課題となっています。
お客さまのご利用の変化への柔軟な対応と、大型機械の導入など効率的な作業体制確保のため、来年春のダイヤ改正で終電時刻の繰り上げなどを行います。これにより、作業時間が確保され、鉄道設備の改良・保守のスピードアップによるサービス向上や鉄道工事における働き方改革を実現していきます。
「サスティナブル」とは持続可能なように、という意味。要はこれまで通りのサービスの品質を提供し続けるためには、費用対効果の観点でやたらとアレな夜間の営業を減らさざるを得ないというもの。その分、メンテ時間が確保できるのもまた事実だけど。
新形コロナウイルスの影響で利用客が減る、特に時短などで夜間の利用客が思いっきり減っているのが今回大きく作用したのだろうな、と。興味深いのは
「今後、感染が収束した後も、テレワークやEコマースなどはさらに広く社会に浸透していくことが想定され、お客さまの働き方や、行動様式も、元に戻ることはないと考えています」
この文言。単なる後付けの言いわけか、それとも冷静な分析の結果かは神のみぞ知るだけど、こういう話が出て来たのには注目したいところ。この通りになるのなら、話はJR東に限らないよな、と。
深夜帯の利用客を当てにしていた商売は大きな痛手を受けるだろうし、終電勘案をしなきゃならない飲食業も大変だろう。社会に大きな動きが生じていることは間違いなく、それを知れる発表に違いない。
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