アウトソーシングって、やりすぎると発注元に技術がなくなっちゃうのよね。
— MMM (@MMM140806) August 31, 2020
だって、自社に投資するはずだったお金を、外注先に継続的な投資を行っているようなものだから。
技術を抱え、適切に運用できる能力があるならば、確実にそちらの方が手堅く儲かりますね。
— MMM (@MMM140806) August 31, 2020
大規模なIT系の会社を見るとわかりやすいですが、基本的に技術と人は内部に抱えてますね。
自分達がカバーできない領域、持つのには色々と問題があったり、コスト面で負担を感じていたり、楽をしたいなと考えてる時に役立つのがアウトソージング。要は作業工程の一部を外部に丸投げしてしまうようなもの。当然相応の対価が必要になるけど、キャパを超えるような仕事を請け負う機会が出てきたりすると、役立つ仕組みには違いない。
ただしこれを当たり前のもの、つまり自分達の作業ラインの構成要素の一部が最初から他所任せという前提でこなしていると、その部分を習得する機会が得られない。結局のところ説明にある通り、アウトソージングに使うお金って本来は、自社に投資してその部分を内作できるようにするためのコストのはずだったのだから。悔しいけど、それって外注先に投資をしているのと同じだよ、と表現すれば、頭の固い人でも理解はできるはず。
確かにアウトソージングは賢いビジネス手法の一つに違いない。ただ、それに頼り切っていると自社の成長はおぼつかない。それともアウトソージングだけでコントロールするような商社的なポジションを目指すのかな。あと、アウトソージングは基本的に他に頼むってことだから、自分の都合で動いてくれるとは限らないし、リスクも相応にある。その辺りまでちゃんとそろばん勘定をしているのなら問題は無いのだけど。
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