的があると人はついそれを狙ってしまう

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円のマークとか赤い印とかバッテンとか、様式は何でもいいんだけど、とにかく人が「的」だと認識できるようなしるしを描いておくと、どうしてもというよりは無意識のうちにその場所を狙ってしまうという話。そういや中世などのお話に登場するシールドの類にはそのようなマークが結構あるし(単なるお飾りのものもあるけど)、自分自身でも何かものを投げる時にはその類のマークに向けてしまうってのは非常によく分かる。

相応の訓練をしていればその類の誘導というか導線に惑わされず、最適解となるような場所を狙えるのだろうけど、往々にしてそこまで訓練をしていない人に対してはこの類の仕掛けは十分以上に有効なのだろう。

一般民間人レベルでこの知識を知っていたところで何か有益な出来事があるというわけではない。バーバリアンと遭遇する可能性があるからシールドを作らなきゃってどこの世紀末伝説だよという感じ。ただ何かに応用できる可能性は否定できないので、覚えておくといいかな、という気はする。

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このページは、不破雷蔵が2020年9月 5日 06:53に書いた記事です。

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