毎年巨大台風に見舞われる沖縄の与那国島では、停電を前提として、2Lのペットボトルに水を入れて冷凍庫でガチガチに凍らせ、順次冷蔵庫へ凍らせたペットボトルで埋めていきます。
— チョコレート同盟(@moistchocolat) September 4, 2020
水道が止まり電力の復旧まで食品の腐敗を防ぐと共に飲料水の確保ができます。
普段は意識していない水の確保が超重要。 pic.twitter.com/WDMEiaYUcE
これは震災以降によく知られることになったノウハウだけど、台風によって停電が生じるリスクが多分にあることから、覚え書きも兼ねて。
直前の記事の自動車は鉄の箱みたいなものだから中に熱量がたまる云々という理屈と同じで、冷蔵庫に思いっきり冷たいものをぶち込んでおくと、停電になっても中の冷たさは一定期間保全される。確かこの辺りの話、実証実験の結果も含めて震災後に記事にした記憶がある。
で、その冷やし詰めアイテムとして水を入れたペットボトルを凍らせて使うという話。これならペットボトルそのものは飲用水としても使えるので一石二鳥。無論凍らせたペットボトルは冷蔵庫でもだんだんと溶けてくるし(ふたがしてあるので外部にはもれないけど)、ボトルの周辺に水滴が多分に生じるので、専用のトレーか何かの上に置いておくことをお勧めする。
まぁ、この類のノウハウは無駄になるのが一番なんだけどね。ただ備えあれば憂いなしともいうし、打てる手は片っ端から打っておいた方がよい。
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