テレビで安易に宿泊施設が避難所になると紹介しないでください。避難所となるのは事前に自治体と取り決めをした極々一部の施設です。定められていない宿泊施設に「避難しに来ました」と来られてもそれは普通の宿泊です。通常料金を徴収します。
— ホテルマンの現実@定時大好き (@hotel_loveman) September 3, 2020
避難所についてはご自身で確認ください。
ほんとに来るよ。「テレビでホテルが避難所になるって言ってたから」程度の断片的な情報だけで無料で部屋入れろとか温泉使わせろとかジジババが来るよ。大雨のとき来たよ
— ホテルマンの現実@定時大好き (@hotel_loveman) September 3, 2020
トレペもガーゼもイソジンのときも同じだったでしょ。テレビの情報を鵜呑みにする高齢者は単語しか覚えてないから来るよ
自主避難で宿泊されるのは全く構いません。お客様として対応します
— ホテルマンの現実@定時大好き (@hotel_loveman) September 5, 2020
問題は「どのホテルでも避難所として機能する」と勘違いされて利用しようとする方です
ホテルは行政サービスではありません
宿泊施設への避難についてはいくつかの報道がありました
— ホテルマンの現実@定時大好き (@hotel_loveman) September 5, 2020
・今回はホテルに自主避難する人が多い
・GoToキャンペーンを利用して安く宿泊できている
・一部の地方自治体では災害に備えて宿泊施設を臨時避難所として利用できるよう協定している場合がある
上記を混同して認識する方がいるという話です
今件ツイートとは別に、GoToを上手く活用して今回の台風10号の影響圏から逃げ出す形で旅行をしたという話があって、上手く使う人もいるもんだなあと感心する一方で。個人住宅でリスクがありそうな場所に住んでいる人のために、避難場所として大型の建物や公的な施設が解放されることもあるけど、それを勝手解釈したり聞きかじりで「自分が行きたい場所の宿泊施設は避難場所扱い」さらには「こんな状況だから避難場所として開放してくれてタダで使わせてもらえるに違いない」と自分の脳内で内閣決議がされて決まったことになってしまう人がいる。
言葉の一部分だけですべてを理解したように判断してしまう、抽出したワード以外の部分は自分の都合の良い解釈で作り上げてしまう。思うだけならいいけれど、それを基に行動してしまう。そういう人は必ず存在する。テレビやラジオのような一過性の強いメディアからの情報を鵜呑みにする人は、その傾向が特に強い。巻き戻して再生して確認するとかいうことはできないからね。
リプライにも挙がっているけど、先にマスク不足が深刻化した時に、店舗に「マスクはありません」と貼り紙をしたら「マスク」の部分だけに目を留めてマスクを出せと言ってくる客がいたという話もある。先の震災の時の「自主避難」とも似たような雰囲気があるなあ、ともふと思う。
自分もこうならないよう、注意深く生きたいところだ。
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