事務所に入り一服しているところで、開け放っている扉の外から声が聞こえる。汗だくになった飛び込み営業の男。差し出されたチラシには地方企業を応援する内容。いい企画だ。即決で導入することを決めた。弊社オフィスに遊びに来れば全国のお菓子が食べられるぜ。この取り組み広がるといいね。頑張れ。 pic.twitter.com/SqZ8VtJ7Ij
— 上田 豪 (@go_ueda) September 8, 2020
コロナ以来サービスエリアがガラガラで売れない。メーカーは地方の零細企業がほとんどだからどうにかしないとってことで新規事業として始めるそう。オフィスグリコみたいな仕組みだから導入費用も不要。会社にいながら小さな地方企業を支援できる。広告屋として中小零細企業を応援したい気持ちは同じ。
— 上田 豪 (@go_ueda) September 8, 2020
先日目に留まった中小のオフィス向けと思われるサービス。オフィス内に自由に手が出せる置き菓子を設置し、定期的に巡回する係の人が足りない分を補充してその分だけ料金を請求するという、富山の薬売り的なビジネススタイルの販売方法。言及もされているけどオフィスグリコがこの分野では先進的。
で、NEXCO 中日本ではグリコじゃなくてサービスエリアという名前にしたのだという。ならば自販機うどんみたいなものとかフランクフルトがあってもいいよねとは思うけど、それはさすがに無理か。でもサービスエリアにありがちなそれっぽい地域のお土産っぽい銘菓がずらりとあるのはよい雰囲気ではある。お土産用としてのお菓子を販売しているメーカーへの支援にもなるし、告知効果も期待できる。いわば試食品みたいなものだし(料金はちゃんと取るけど)。
「NEXCO 中日本 オフィスのサービスエリア」 商談会のご案内 https://t.co/LGLJSKLXjG 去年から展開している模様。「BOX を設置することで、まだまだ知られていない地域のお菓子を通して、地域を知ってもらうことを目的」いいね(°ω°) pic.twitter.com/W5k2NdRFo7
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) September 9, 2020
今件サービス、調べてみたら新型コロナウイルス云々より前、少なくとも昨年の秋口からは展開していたらしい。ただ、新型コロナウイルスのせいで、必要性というか期待がより強まったという次第。
実のところ目の前にお菓子があったらどうしても手にとって食べたくなっちゃうよね、という誘惑も多分に計算した上でのサービスに違いない。頭いいよね、ホント。営業さんの負担は大きくなるので、そのコストが気になるけど、何かうまい工夫をして、もっと広範囲に、それこそ個人ベースに対しても広めてほしいものだ。
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