気象庁の広告の件

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そもそも気象庁に配分される予算が少ないからこんな事態になっているのであって、さっさと予算を増額しろスットコドッコイという話はさておくとして。

今件に関して問題広告を事前に精査パージできなかった気象庁が悪いとドヤる声もあるけれど、どのような配信システムを用いても、直接契約の直貼り広告でない限り、好ましくない広告は配信されうる。これが現実。

配信システム上それを防ぐ手立ては用意されているけど、スパムメールと同じで対応が追い付かない。リソースをいくら投入しても足りない。

事実上、防御策はシステム側の免罪符のようなものなんだよね。この件、実際に配信システムを使っていれば痛いほどわかると思うのだけど。ヤフオクやメルカリのようなオークションサイト、そしてアマゾンなどの大手通販サイトですら違法・不法アイテムの出品が無くならない、ようつべなどの動画サイトで違法動画の掲載が止まらないのと同じ。キッツい罰則規定を設けて、即時適用が可能な法整備がされていてれば話は別だけど、それはそれでまた別の問題が発生するので難しい。

やっぱり、適切な予算配分をすべきだよなというのが今回の事案の結論ではある。

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このページは、不破雷蔵が2020年9月17日 06:47に書いた記事です。

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