ものすごく欲しくても手に入らない状態が続くと、ある瞬間から『これはホントに今後の人生に必要なものなのか?』『なくても困らないんじゃね?』と精神的な自己安全装置が働いて一気に興味を失うことがある。
— 図星 (@zuboc) September 19, 2020
一見強固な意志による欲望の克服に見えるが、物欲は有限資産だから回復不能の大損ですよ。
どうしてもこれが欲しいなとずっと思っているもの。そのモチベーションが不意にすっと消える時がある。実際に手に取ることができた時に消えてしまうのがよくあるパターンだけど、手にしていなくても何故か「もういいや」と別人28号的な状況に陥ることが。
指摘されている通り、これ以上欲しがり続けていると自分がおかしくなってしまうとか、無駄すぎるのではとか、費用対効果を考えるとこれ以上願望を持ち続けても手に入れた時の効用では採算が取れないのではないだろうかと考え、欲しいという願望そのものがすっと消える。自己安全装置が働くとは言い得て妙。熱狂から醒めると表現すべきか。
ただそれってこれまで投入していた物欲を放り投げるのに等しいことになる。要は損切りができるかどうかの問題。物欲は時間の上でもモチベーションの上でも有限だから、もったいないということに違いはない。
この辺りをどう割り切るか、割り切れるかが問題なんだろうな。
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