これは最近なんとなく感じてるんだけど、ゲームの面白さの4割くらいが気持ち良い効果音とUIとまとまりのあるグラフィックと感じていて、全部の仕事用のソフトがそうなった瞬間に人類の生産性が4割上昇するんじゃないかなって思ってる
— ニャロメロン (@nyaromeron) September 27, 2020
これはマジな話なので、実は開発チームが出資者等Stakeholdersを安心させるために真っ先にやらなきゃいけないのはUIと効果音を製品版クオリティで実装するということだったりしますね。 https://t.co/vtr23SZwbB
— 下田賢佑 (@kensukeShimoda) September 27, 2020
そしてゲームデザイン、特にゲームプレイの設計やテストの経験に乏しいWeb/モバイルコンテンツ業界出自のスマフォゲーム会社が成功した理由はUIをしっかり作ったからとも言えますね。一方でStakeholderがUIにやたら口出しして開発が混乱するケースもありますね。
— 下田賢佑 (@kensukeShimoda) September 27, 2020
この類の話ってのは往々にしてケースバイケースであるし、数量化をした上での比較検証は難しいので、あくまでも印象的な経験則でしか語ることはできないのだけど。
ゲームの面白さの少なからずは、記事タイトルにもある通り、効果音とインターフェイスと統一感のあるグラフィックが決めるのではないかなという話。心地よい効果音、分かりやすくて自分のしたいことがすぐに入力できるインターフェイス、そしてばらつきで違和感を覚えさせないような統一感のあるグラフィックが、ゲーム......だけに限らず人が操作するソフトウェア全体において、面白さや総合的な性能評価の観点で随分と大きなウェイトを占めているのではないか、と。
例えばスーマリ。操作のしやすさ、分かりやすさ。心地よい効果音の数々。統一感のあるグラフィック。今回指摘された観点で見直すと、パーフェクトな出来栄えであることが分かる。なるほど。この要素をしっかりととらえていれば、ウケる可能性は底上げされる。
実のところ例えばビジネスソフトとか実用のアプリに変な効果音を入れる必要はない。金銭の管理をするソフトで貯蓄を入力するたびにスーマリのチャリーンという音がしても、うざったいばかり。ただ、見た目の統一感と分かりやすい操作系は、一般用のソフトでも十分必要なもの。
結局操作をするのは人間なのだから、ソフトの内容とは別に、根本的な部分での使いやすさ、心地よさを考えなければならないってことだな、と。食堂ならば清潔で調度品がきれいに統一感があるもので揃えられていて、適度な広さでメニューも分かりやすく、接客も適切という感じだね。
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