最近感銘受けたのは「完成させてはじめて「自分の作りたかったもの」と「自分が今作ったもの」の差を客観的に見ることができ、如何にすり合わせるか考えることができるので、延々と考えて進まないよりかはとにかく完成させた方が上手くなる」って話ですね
— 浪花道またたび子 (@naniwadou999) September 25, 2020
なるほどその通りと膝をぺしぺしぺしぺしと叩きまくったお話。物事は完成させてはじめて、他のものと比較することが可能となる。他人が作ったものはもちろん、自分が何をイメージして作ろうとしていたものとの間も。未完成のまま比較しようとすると「これからこの部分に手を入れるから」「もう少し作業工程が進めばもっとよくなるから」という、いわば自分自身に対する甘えというか免罪符的なものが生じてしまう。けれどそれはあくまでも想像・予定のもので、体現化されていなければさほど意味はない。
だから創作系のものは特にだけど、とにかく完成体にしてしまうこと。仕上げることで達成感が得られるのはもちろんのこと、全体像としての自己評価が可能となり、良い部分マズい部分がしっかりと把握できるようになる。作っているうちに「ここを直そう」「これはこの方がよい」と色々と足し引きするのはいいけれど、こだわりすぎて結局途中で投げ出してしまったら、評価も何もありゃしない。夏休みの工作の宿題だって、製作途中とかいうのは提出の対象にすらならないのと同じ。
そして比較して検証できれば、その分自分の良し悪しが把握できるので、次の機会ではそれを活かしてよりよいものが作れるようになる。経験値を得られるってわけだ。もちろんそうやっていくことで成長していくことになる。
他人様に提出するものを同じような考えで作ると色々と問題が生じるけど、まずは作ってみるというような創作ものに関しては、とにかく完成させるものの数をこなすのが大切ってわけだな。
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