When We All Have Pocket Telephones (1923). pic.twitter.com/tkK6Z5f6Z5
— WikiVictorian (@wikivictorian) October 1, 2020
19世紀の後半にはすでに固定電話そのものが普及しはじめているから、将来的には携帯電話が登場するだろうということは容易に想像ができるだろうし、無線電話の類も20世紀初頭には実物が完成しているからおかしな話ではないのだけど、100年ほど前に携帯電話の普及によって生じる社会の実情を表現できているのは、奇跡というか予言的なものというか、感慨深いものがある。
わざと形はぼかしているようだけど、人々が携帯電話の呼び出しに振り回されている状況が非常によく分かる。スマホで操作するアプリに夢中になるというのはさすがにないけど。
よく考えてみるとこれらの状況ってミュートモードが考慮されていない。当時の無線電話や固定電話では、その類のは存在しない、必要のないものだから、想定できなかったのは理解できるけど。
しかしコンサート会場で携帯電話が鳴ってしまい、周囲の人からお静かにとツッコミが入りまくるとか、100年後の世界を見て来たのかね、という感想すら出てしまうよな、これ。あと、雨の中でのやり取り、これってもしかすると間違い電話かな。間違い電話でも出ざるを得ないって感じ。
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