「この記事は木曜に書いたもので自動投稿されたもの。状況の変化(トランプ米大統領の陽性判明)によって下品な意味を持つ内容になったので削除しました」https://t.co/WHcCiBtuvt
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 2, 2020
先日ワシントンポストのツイッター公式アカウントからツイートされて大騒ぎとなった、トランプ米大統領の新型コロナウイルスの陽性反応に関する話。ワシントンポストのアカウントから「トランプ大統領のことを二度と考えなくてもいい世の中になったらどうなるか考えてみましょう」的な話が出たのでさあ大変。オピニオンだとしても不謹慎にほどがあるとの認識でたこ殴り。結局削除され、その時の説明が「この記事は木曜に書いたもので自動投稿されたもの。状況の変化(トランプ米大統領の陽性判明)によって下品な意味を持つ内容になったので削除しました」。
仮に本当に自動投稿でたまたま大変下品な意味合いを持つようになったとする説明が正しいとしても、元々度合いはともかく下品な内容であることに違いは無し。実のところ日本では超有名で高貴で信頼のおける報道機関との認識がある(?)ワシントンポストですら、実情はこの程度であるとの証拠のようなものではある。
WPのツイート、元々この記事 Imagine what it will be like to never have to think about Trump again https://t.co/RWmtN7z2x9 の更新通達だった模様。しかし投稿時間が中途半端で自動投稿云々というのはいかがなものか(記事を投稿したら自動的にツイートという意味か)。今はタイトル変えている。 pic.twitter.com/2qOkiTvIvB
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 2, 2020
案の定、書き手のツイッターでは以前のタイトルが残っている https://t.co/oJbuMIJ9xQ pic.twitter.com/EJMaBv5dvL
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 2, 2020
書き手はコラムニストのEugene Robinson氏 https://t.co/dbT2mo7FvO
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 2, 2020
ちなみに「自動的に」というのはタイマー投稿のことではなく、ウェブ上の記事が投稿されたらその更新通達として投稿されるということ。元の記事はワシントンポストが雇い入れているというか掲載を許可しているライターによる投稿記事。当人はワシントンポストの在籍経験も持つコラムニスト。ピューリッツァー賞解説賞の受賞経験もあるそうな。
タイトルだけでもおおよそ想像はつくけれど、実際に内容を読むと、このレベルがピューリッツァー賞受賞者の文面なのかと愕然とさせられる。いや、当人は内容に酔ってすらいるのかもしれないけど。
米国の......というか米国に限らないのだろうけど。報道界隈の実情が非常によく分かる事案ではある。
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