ツイッターが無くなったら10年かけて築いた会ったこともない人達との謎の友情が消滅してしまう
— こことり (@kocotori_30) October 1, 2020
何気ない語りではあるのだろうけど、先日の接続障害であせりを覚えた人も少なくないはず。まぁ、数年前のツイッターはあの類のトラブルはそれこそ日常茶飯事で、クジラ三昧的なところがあったのだけど(接続障害が生じるとクジラのデザインが出てきてお知らせしてくれた)。
他のSNSでもありがちだけど、ツイッターは特に意思疎通の垣根が低いため、何となく的なきっかけで知り合った、そこまでいかなくとも内面を知ることができた人というのが容易にたくさん作られ得る。もちろんリアルで知っている人とのやり取りをしている人もたくさんいるだろうけど、それ以上にツイッター上でのみのやり取りで、現実では一度もあったことが無いどころか、実名やら実住所を知らない相手もたくさんいる。そして恐らくはツイッターのみでのやり取りで、FacebookやLINEなどではまったくつながりのない人もたくさんいる。
予兆、前兆、事前通達の類があればまだいい。突然、ツイッターが利用できなくなったらどうなるのだろう。ツイッターでのみ連絡が取れる、築き上げてきた関係が突然御臨終してしまう。他に連絡手段がなければ、それこそ突然亡くなったのと同じ状態になる。「望郷太郎」とか「浦島太郎」のような感じ。それが物語ではなくリアルで襲ってくる。ペットロスとかいうレベルのものではない衝撃が生じてしまうかもしれない。
そう考えてみると、それこそ呼吸するかのように当たり前に使っているツイッターって、ある意味生命線のような存在になっているのかもな、という感想を抱いているのは当方だけではあるまい。
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