コンビニと新型コロナウイルスとその後と

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ファミリーマート<8028.T>は7日、2020年3―8月期(国際会計基準)の最終損益は107億円の赤字(前年同期は381億円の黒字)に転落したと発表した。新型コロナウイルス感染症により、外出が控えられていることが影響している。ただ、緊急事態宣言の解除などから、徐々に人出も戻ってきたことから、事業利益は回復傾向にある。

例のコンビニ業界の月次営業報告を見ても分かる通り、新型コロナウイルスの影響で来店客がめっちゃ減って、客単価は上昇しても売上がネガティブになっている件。ファミマだけじゃなくコンビニ全体が多かれ少なかれ同じ感じ。イベントそのものが開かれていなかったり中止しているので、イベントに絡んだ発券業務とかの手数料が減ってしまっているのも大きいよな、と。

具体的な統計データがないしそもそも取られていないので憶測でしかないのだけど。他の行動データから見るに、多分に高齢者の外出機会が減っていて、コンビニの来場者も高齢者が減っているのではないかな、という感はある。

先日も紹介したけど、国土交通省が調査をした、新型コロナウイルスの流行で生じた人々の行動様式の変化について、どうも新型コロナが終息したあとも、少なからずはそのまま継続して日常化してしまう可能性が高い。消費行動も当然変化したままとなる。イベントなどは回復するだろうけど、コンビニにおいては新型コロナ前のスタイルのままでは結構厳しい状態が続くのではないかな、という気がする。

だからといってどうすればよいのか、最適解なのかは、現状では判断が難しいのだけど。食品スーパーが堅調だったりする実情もヒントの一つになりそうな気がするのだよね。

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このページは、不破雷蔵が2020年10月11日 07:57に書いた記事です。

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