預金の伸び率が過去最高更新、給付金滞留や個人消費抑制-日銀 https://t.co/WI2lDDgTMO この記事中身を読んでみたら預金のことなど書いてないし、タイトルも「資金需要にピークアウト感、大企業は借入返済の動きも-日銀統計」に差し替わってる。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 12, 2020
ブルームバーグの「預金の伸び率が過去最高更新、給付金滞留や個人消費抑制-日銀」の件。最初の騒がれた記事 https://t.co/QTZbbpG3F4 と今の記事 https://t.co/bD2tSHQs7w まったく中身が別物。「構成を変更し、コメントを追加して更新しました」とはあるけど... pic.twitter.com/tJqNn1yTxN
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 12, 2020
昨日ツイッター上でちょっと話題に上ったこの話。当初はタイトルだけ見てどうでもいいかなと思ったけど、いくつか素材が揃ったので解説でもしてみようかと思い確認したら、本文のタイトルは変わっているし内容も別物。なんだこれはということで、大元のブルームバーグのキャッシュをたどったところ、当初の記事とはタイトルも中身もまったくの別物となっていたことが判明。どうして同じ資料からここまで違う内容の記事ができるんだ。一応「構成を変更し、コメントを追加して更新しました」とはあるけど、構成の変更どころか全面差し替えと同等じゃないかな......。個人消費の件はほぼ皆無になっている。それじゃ当初の記事に掲載されていた、日銀からのコメントはどうなってしまったんだろう。
で、それはともかくとして。差し替え前の個人消費が抑制云々ってのは、あり得る話。ただそれが特別定額給付金が使われずに云々ってのは間違いではないかな。
家計ベースの話なら先にRTした話の通り、外出系のイベントが軒並み無くなって、その分の支出が減ったのが大きい。家計調査で動きを見ても、交通費や教養娯楽、旅行、スポーツなどの支出が軒並み減って、消費支出そのものも減ってる。他方、たばこ代とかエンゲル係数がアップしているのは興味深い。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 12, 2020
コンビニ業界の営業成績を見ても、新型コロナが流行し始めた後はチケット販売などが該当する「サービス」の項目の売上の下げ幅が半端ない。言葉通りけた違い。画像は2020/8分。 pic.twitter.com/KVvRrq2c4V
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 12, 2020
いくつか指摘もあったんだけど、やはり外出のイベントが軒並み無くなって、それ関係の消費が減っているのが大きい。家計調査とかコンビニの影響成績を見ても、あからさまな動きが確認できる。もちろん食費とかは増えているけど、減った分と比べると随分と少額。
もうちょっと長期のデータを精査する必要があるけど、恐らくはいわゆる黒字率とか貯蓄率のたぐいも、イレギュラーな形で増加しているんじゃないかな、と。
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