カントリーマアムのサイズ問題

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いわゆるステルス値上げで今後においてカントリーマアムが虚数化してしまうのではというネタ話から。昔と比べて今の商品は同じような価格でサイズが小さくなった、重量が軽くなった、数が減った、だからメーカーはより一層暴利をむさぼっているに違いない。何度も繰り返しになるけど、どうしてそういう短絡的な話で作り手側、商品提供側を蔑むのかな、と。

単純に利潤率を高めるためという理由もあるかもしれないけど、内容面での改善や需要に応えた変更、人件費や材料費などの上昇に対応するものなど、多様なものがある。本当にステルス値上げと表現するべきなのは、最低限改定前後で品質に変わりがないもの。その上で各種コストを勘案し、利潤率の問題であこぎな話なのか否かを論じるべき。ネタとしては単純に昔は大きい、今は小さいとした方が騒ぎやすいのだろうけど。

正直なところ指摘されている通り、ステルス値上げなどせずに商品構成はそのままにして、価格を引き上げた方がいい場合もある。けれどそれでは同業他社の類似商品にシェアを食われてしまうものも少なくない。だからステルス値上げという選択肢を取らざるを得ない場合もある次第。

ある意味、マクドナルドだって同業他社、例えばモスがマクドナルドと同程度の店舗数や地域展開、販売価格帯で営業していたら、正直にステルス値上げの類をやっていたとは思うのだよね。もっともマクドナルドの場合、品質が明らかに落ちているとかサイズが小さくなっているのではとの指摘もあるのだけど、こればかりは比較ができないからなあ。

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このページは、不破雷蔵が2020年10月15日 07:44に書いた記事です。

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