この業界に入って初めて,21世紀になってもFAXが多用されていることを知ったのだが,「単機能で覚えやすい」「数年ごとの買い替えを要求されない」「謎のアップデートで止まらない」という点で考えると,たしかにPCに比べて利点は多いのだ
— スドー(@stdaux) April 9, 2015
一般世帯ベースではいまだに4割程度が導入稼動しているファックス。インターネット経由で物理的なファックスへの送信・受信もできるようになったし......というか画像データにしてしまえばそのまま画像ファイルを共有するとかメールで転送すればいいまでの話だから、別に必要無いじゃん? 旧態依然のものではとの意見も多い。今やデジタルの時代だしぃ、的な。
けれどこういうメリットを挙げられるとなるほど感しか覚えない。機能はシンプルで白色家電レベルのもの。トナーとか紙の入れ替えは少々面倒だけど、それでも精々昔の単機能コピー機とかプリンタレベルのもの。経年劣化で壊れる時以外は買い替えの必要が無い(消耗品の供給が無くなったりしたらだめだけど)。パソコンやスマホでありがちなOSとかアプリのアップデートで動かなくなったりトラブってあれこれと調べたり操作を求められることはない。
要は利用ハードルがやたらと低い割には、それなりに使えるものであることから、以前から使っている人は継続して使い続けている、と。
個人的に気になるのは、ファックスを新規に導入する人ってどれぐらいいるのかな、という話。個人事業主とかは使う機会を考えると、少なからず導入している例もあるのだろうな......とか思ったけど、そういう場合は複合機を使えばいいのか。
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