8000円払ってクソゲーガチャを引いてきたファミコン世代からしたらゲームを遊んでからお金を払うかどうか決められるソシャゲは神やで https://t.co/emUHK0w1aO
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 23, 2020
この着眼点は素晴らしい
クソゲーガチャという表現はどうだろうかとは思うけど、同時に言い得て妙には違いないという思いも否定できない。テレビCMやゲーム専門誌の紹介記事などでそれなりに事前情報は得られるし、運がよければ先行して購入した知人の意見を見聞きしたりプレイさせてもらえるかもれないけど、家庭用ゲーム機ソフトの選択は基本的にはガチャというか五里霧中状態からソフトを引き当てる状態に違いない。メーカーや商品が提示しているジャンル、クリエイター名などである程度知ることはできるけれど、自分自身の感想、相性までは分かるはずもない。
ところが今のソシャゲなら、無料プレイである程度感覚、相性はつかむことができる。もちろん有償化の部分でゲームスタイルが分かってくる、面白さが変化する可能性はあるけど、それならばそれはそれで、ムリムリダメだと判断した時点でさようならをすればいい。そういう意味では今のソシャゲは、お試しが自在にできるという観点で、随分と親切なものに違いはない。
まぁ、この「無料部分で自分との相性を確認できる」ってのは、ゲーム機ではなくパソコンのゲームならば昔からサンプルゲームの提供でよく行われているのだけどね(ゲーム機ソフトでも無料体験版の配布とかは昔からCDなどで提供されていたし、最近ではネットで落とせるものも出て来た)。それでもお気軽さ、利用ハードルの低さは、やはりソシャゲの方が上ではある。
ただ、お金をつぎ込み始めることで後に引けなくなる賭博性の類が生じてしまうのも事実であり、問題であることに違いはない。課金もゲーム内での手間暇をお金で代替したと考えれば合理的な手法ではあるけど、ある意味ギャンブルと同じようなものだからねえ、のめり込んでしまう性質においては。
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