先日のコロナ対策Zoom会議でとある先生から「コロナ対策で湿度は50〜60%必要とか言うけど、日常生活での湿度測ってみたことある?実際に冬場にそんな湿度にもっていくのは現実的に無理よ?実験室で生活してるんじゃないんだからそんな目標立てるのは意味がない」というお話が出て、まあそうですよねと
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) October 30, 2020
湿度とウイルス感染の関係はU字カーブになってて、湿度が高いと飛沫が落ちやすくなって遠くまで飛んでいかない。乾燥してると飛沫が維持できなくなって飛んでいかない。でも、それって湿度にするとかなり両極端な数字で、実験室で分かったその数値目標を日常生活にあてはめるのは無理があると
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) October 30, 2020
当方は純粋に風邪とかのどの痛み防止とか、先日仕事で加湿器を取得したこともあり、ちょっと気になったお話。新型コロナウイルスもまたウイルスの一つであることに違いなく、ウイルス感染にかかわる湿度の問題が検証される必要があるわけで。
そういう話の中で、室内湿度は50~60%ぐらいが望ましいけど、果たしてそれを計測できる環境が一般家庭に備わっているのか、あったとしてもこの数字は現実的なのか、という指摘が。実のところ家庭内で湿度計を備えているところってどれほどあるのだろうか。
100均で売っている湿度計の類は正直なところおおざっぱな目安以上の意味合いはなく、売り場で並ぶ多様な機種の現在湿度を見ると、みんなバラバラでこりゃアカンと頭を抱えたこともある。一方、ここ数年の夏の超絶な暑さとそれによる熱中症リスクへの啓蒙の中で、温度計を実装した世帯も少なくないだろうし、最近の温度計はちょっとしたものならば温度だけでなく時計や湿度計も備えているから、実はそれほど危惧するようなものでもない気がする。無ければ今からでも「夏の熱中症リスク軽減もできるし、温度計と湿度計を兼ね備えたものを一つ買おう」とお話するのも悪くはない。
意外と知らない快適な湿度の話 | 加湿機 | Panasonic https://t.co/v1dl0Q6SY0 「快適な環境は、湿度40~60%」「湿度40%以下になると乾燥のしすぎで、ウイルスが活発になる危険ゾーンに。一方、湿度60%以上では湿度が上がるほど、カビやダニが発生しやすい危険ゾーン」 pic.twitter.com/dmt9RVTz16
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 30, 2020
例えば石油ストーブがあれば、上に水を入れた薬缶を乗せておくことで、結構湿度はキープできるものですが。無論空焚き注意。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 30, 2020
自宅に仕事で調達した加湿器と、元々から湿度計測器はありますけど、冬場に50~60%はかなり難しい。それこそ普通想定されている加湿器が数台必要なぐらい。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 30, 2020
加湿器を調達した直後に調べた話としては、室内の湿度は40~60%を維持するのがベターなのだそうな。低すぎるとカラカラでウイルスがアレだし、60%を超えるとカビやダニのリスクが。難しいものだ。
で、ここからは個人の感想のようなものだけど、実際に湿度を50%前後のキープというのは案外難しい。外が乾燥してくると当然室内もそれに引きずられてしまうもので、先日仕事で調達した加湿器と、昔買った小型の加湿器を合わせて同時に稼働させても、40%を切ってしまうこともしばしば。もう少し大きめのを手に入れないとまずいのかもな、と思ったりする。
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