Vtuberって人から「見た目」を分離した点で相当画期的なんだけど、システム的に中の人が必要な限り、失言や不祥事、交友関係トラブル、病気、老化等、芸能人が抱える弱点も同様に抱えている。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) October 4, 2020
Vtuberは本当の意味での「バーチャル」アイドルではない。
だからこそ、事務所はもっとちゃんとして欲しい。 https://t.co/QfQSxN352v
ちょっと前まで実際の俳優やタレントを使うと本人の私生活や他の仕事でのトラブルで炎上して誘爆を受けてしまうからリスクが高い、その点Vtuberなら私生活がないし他の仕事で使われていたとしてもデータのコピーのようなものだから類似関連性の観点で誘爆を受けることはないだろうと言われていたけど、実際にはVtuberでの炎上が相次いでいたりする。
結局は指摘されている通り、Vutberはあくまでも見た目を本人とは別物にしただけの話であって、要は着ぐるみと概念的には同じ。だから、中身の人のトラブルで誘爆を受けることもあるし、中身の人の性質次第でVtuber自身が火元になってしまうこともある。悪業三昧のヤンキーがかぶりものをしてネズミーランドで徘徊したらどうなるのか、という感じ。
特に「『不特定多数に情報発信する怖さ』『多数の聴衆の前で話する恐ろしさ』を知らない」という点がポイント。この点は普通の俳優やタレントなどと同じなんだよね。
この問題を解決するのには結局のところ、以前ちょいと流行ったAIによるチャットシステムのような疑似人格でVtuberを操作させるしかない。もっとも本当に好き勝手にコントロールさせるのは何の意味も無いので、何らかの意図的な情報を発信させることになるわけだけど、その情報の内容が炎上してしまうかもしれない。また完全にAIに挙動をお任せするとしても、変な話をしてしまう可能性は多分にある(以前のAIでのチャットもその類のトラブルが頻発した)。
結局はVtuberだろうと何だろうと炎上するリスクはある。常に注意を払わねばならないし、そのためには相応のコストをかける必要があるのだろうな、と。
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