IT系で奇妙な「変更」があったのなら

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先日からpixiv周りのインターフェイスに色々と変更があったようで、特に絵師先生の間でざわざわ感が半端ない。それをきっかけに個人サイト回帰なる奇妙なムーブメントまで半ば以上ネタだけど話題に上っている。個人サイトの前にブログがあるだろうが、という話はさておき(そもそもブログは個人サイトのCMS版だし)。

実情としてはもっと細かく分類されるのだろうし「そんなことはないはずだ」という反発の声もあるだろうけど、得てしてIT系で利用者側の立場としては奇妙な、悪質な変更があったら、指摘したような要素が原因だと思って間違いない。利用側にとってはどう考えても不便だろうというものも、広告効果が高いからだとか、この技術を使えば絶対に使い手側は便利だと思うはずだからとかいう思惑の産物だったりする。良い例が新聞社のウェブ記事でのページめくりとかね。長文を区分するのならともかく、「その量でもうページをめくらにゃあかんのか」という少量の文章しか掲載されていないってことも良くある話。ツイッターでもよくある話。

そう考えるとpixivの今回の動きは、お財布事情が随分とアレになってきたのかなという感はある。ただこれって大変難しいお話で。操作系をアレにして広告収入は短期的には増加するかもしれないけど、当然利用面ではマイナスになるので利用者は減ってしまう。すると結局は広告収入も落ちることになる。たばこの値上げと販売本数の減少で、結局たばこ税の税収は増えないってのと同じ。

しかしながらpixivって投稿のプラットフォームとしてだけでなく、そこをベースとしてアイテムの通販をするための素材置き場的な役割も果たしていたような。あとは有料アクセスページへの踏み台みたいな感じ。それらの観点では、pixivそのものへのアクセスが敬遠されるって状況は、あまり好ましくないはずなんだけどな。

※追記:


指摘があり、直近での直接の変更ではなく、中の人のお話がトリガーだったということで...ってより深刻だな。

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このページは、不破雷蔵が2020年11月 6日 07:26に書いた記事です。

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