「自分の頭の中に知識をいったん入れろ」と指示することがあるのは、「あとから探しなおす手間が格段に減る」プラス「何もない時にもすぐ使える」からなんだよなあ、という事を思い出しました。
— KGN (@KGN_works) November 1, 2020
「スマホ見れば分かるし」に対しては「調べる手間をかける暇がいつもあると思うな」ではある。
記憶ベースだから正確性は若干劣る&時々確認が必要ではあるんだけどね。
— KGN (@KGN_works) November 1, 2020
「不幸にして何も持ち合わせていないときでも情報を取り出せる知識DBがある」のは大きいかな。
詰め込み学習とか、小中学校の授業の内容とかは往々にして、この類の話が出てきたりする。単に暗記しろとか覚えておけというのはあまりにも強引だし、覚えても意味がないじゃないかという反発の声も多々あるものだ。特に人文系の科目はその類のが多い。
けれどこの類の知識はとにかくぶちこんで、自分の頭の中の素材として貯めておくのが重要となる。指摘されている通り、まるきりまったく同じというわけにはいかず、記憶違いが生じることもあるんだけど。記憶としてストックできれば、後で必要になった際に取り出すのが容易となるし、必要な事案の内容に応じて整理をするのにも楽で済む。イメージ的には図書館とか博物館に近いかな。
頭に入れたものすべてを丸ごとすべて詳細に覚えておくのはムリ。けれどトリガーさえ認識しておけば、そこから芋づる式に引き出して、たどることはできる。引き出しにぶちこんでおいてもその引き出しにラベリングをしておけば、どこから探せばよいか分かりやすいし、すぐにチェックができるようなもの。
「「スマホ見れば分かるし」に対しては「調べる手間をかける暇がいつもあると思うな」」という指摘についてはその通りではあるのだけど、それに加えて「知識がなければそもそもどうやってスマホを使って調べるのか、調べるきっかけすらつかめない」というのが実情だったりする。調べるためにも、つまり道具を使うためにも、相応の知識は必要なのだな。
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