現状のスマートフォン、4G向けでも負荷(これは制作コストだけじゃなく、お客さんの負荷もだけど)がいっぱいっぱいでライト・カジュアル化に戻っていってるエンタメジャンルは多々あるわけなんですよね。
— かわい (@yrik) November 8, 2020
そう考えると5G時代のリッチコンテンツって
— かわい (@yrik) November 8, 2020
・マスに請ける大規模なもの少数
・グローバルで展開できてコスト回収が見込みやすいもの
・短い尺の超リッチ
この3点あたりが短期的に狙いやすい所かな
こう考えると動画系で攻めるの間違ってないよなあ
— かわい (@yrik) November 8, 2020
見た目は派手な方がいい、情報量は多い方がいい、選択肢はたくさんあった方がいい、演出は細かくリアルで大げさな方がいい。とにかく何でもモリモリのどこかのラーメンのようにとか、広報の暴走に任せた結果となったキャッチコピーばかりのポスターのような、数量的に多い方がいい主義的なものは、陥りがちな罠に違いない。その方が楽だし上手く行きそうに見えるし失敗しても「鉄板の方程式だったんですけど」という言い訳はできるからだ。
無論使える素材は多い方が色々と盛り込めるし可能性も膨らんでいく。けれどそれが逆に全体としての評価を下げてしまうこともある。カレーもハンバーグもラーメンもお刺身もコーラも好きだからと、全部混ぜて料理を作ったら何ができるだろうか。
またそれ以外に、というかそれよりはむしろ、色々と盛り込んでいきたいとする欲求が、実際に送り出す技術的な許容量をはるかに凌駕してしまい、アップアップしてしまっているのが実情というところか。
そして何よりもスマホでの利用ってすき間時間で手掛けられるのが多分にあるし、そうでない場面でも多様な選択肢があるから1つのものにずっと集中しているというのがあまり想定できなかったりする。一つのものに注力するのではなく、色々と少しずつ、つまみ食い。バイキング料理のコーナーでずっとビーフストロガノフばかり食べている人はあまりいない。
このような状況を鑑みるに、踊りがメインのインド映画は最適なコンテンツに違いない...というネタはともかくとして。カワイイ動物動画とか、一発芸的な動画とか、ノウハウ系の動画が流行っているのは十分以上に理解ができるし、5Gが普及浸透してもその状況は変わらないのだろうな、という結論に達してしまう。
よりたくさんの情報を、より多くの選択肢をとの考えから情報伝達のツールの大容量化が図られているが、結果としての需要は斜め上に行ってしまうというのも不思議であり皮肉ではある。無論エンタメに限った話ではあるのだけどね。
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