(「法律やルールが決まっている」という事実と、「法律やルールが適正に運用されているか否か」という現実問題は別の話なのよ。そこ混同している人が多くてモニョる)
— 青木文鷹 (@FumiHawk) November 12, 2020
元ツイートは某国でのあれこれを指しているのだろうけど、それに限らずということで。世の中にはルールが定められているのだから、それは絶対に不可侵のもので120%完全に適切に守られ運用されており、人々は確実に、忠実にそれを守っていると考えている人がいる。
ところが実際にはそのルールは必ずしも守られているとは限らない状況というのが存在する。というよりはむしろ、そのような状況だからこそ色々な問題が発生する次第。たまたまルールの不備で結果的に守らない状態になっているというケースもあれば、意図的にルールの網を潜り抜けるようなケースもある。そして後者は非常にタチが悪い。例えば「おやつは300円まで」としたルールがあっても「お菓子屋さんから試食品としてタダでもらったお菓子なので300円以内にはカウントされない」「自作したお菓子なので無料扱い」という人が出てきたらどうすればいいのだろうか。
何かイレギュラーな状況、想定し難い結果が出てきたら、ルールが何らかの形で守られていない可能性を考慮すべきである。ルールがあればすべてが正しく遂行されていると考えると、色々とやっかいなことになるし、ルールを破って美味しい思いをしている人達のほくそ笑みを後押しすることになるからね。
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