フェイスシールドやマウスシールドの「実用性」と不織布マスクの有用性

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個人的な印象というか感想としては、インフルエンザに対する首掛け札とか、EM菌レベルのお話のような気もするのだけど。フェイスシールドやマウスシールドをマスクの代用品として考えている、実用している人が多分にいて、困ってしまうというお話。見た目はカッコいいし相手に表情を見せることが出来るので特にビジュアルが求められる人には欠かせないもの的なポジションとなりつつあるのだけど、実のところフェイスシールドやマウスシールドはほとんど効果なし。一番なのはマスクとの重ねがけだけど、単独では意味がない。RPGならヘルメットだけつけて鎧や楯を持たずに冒険の旅に出るようなもの。


ここ数日よく出回っている図版だけど、これを見て分かるのは、フェイスシールドやマウスシールドはマスクの補完的なポジションとしての役割は果たすかもしれないけど、単独ではほとんど意味がないというもの。あくまでも確率論的な問題ではあるけれど。

個人的にむしろ驚いたのは、不織布マスクなら吸い込み飛沫も70%は防げるということ。あくまでも確率論でしかないけれど、結構頼りになる数字には違いない。他方マスクでもウレタン製はイメージと違って効用が低いという事実。結構つけている人見かけるんだけどね。不織布マスクがサージカルマスクと呼ばれるだけはあるな、と。


で、直前の記事でも挙げた「メディアが社会的責務を果たしていない」というのはこの点でも。もちろんフェイスシールドやマウスシールドのみを使っている議員やタレントも同罪なのだけどね。それだけメディアには影響力があるということに、もう少し敏感になってほしいものだ。

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このページは、不破雷蔵が2020年11月26日 08:01に書いた記事です。

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