「#人手不足 に対する企業の動向調査(2020年10月)」をリリースしました。
— TDB景気動向[公式] (@TDB_KEIKI) November 26, 2020
緊急事態宣言が解除された2020年6月以降、人手不足割合は緩やかに増加しています。特に旅館・ホテル業界は #GoToトラベル が本格化して以降、増加が目立っています。https://t.co/77pRaFDl1S pic.twitter.com/RPUjNwZHQA
景気が悪くなったり仕事が暇になると、人手は余りだぶつくようになる。景気が良くなってくると人手が足りなくなる。足りる足りないは雇用側の思惑、先行投資的なところもたたあるので、景況感の先駆け指数として役立つことが多い。その観点では企業の人手不足については、5月に底を打ち少しずつ回復の兆しを見せていると解釈してもよさそうだ。実際、他の経済指標を見ても同様の動きが確認できる。
正直なところ新型コロナウイルスが通常のインフルエンザと同レベルで扱われるようにならない限り、「疫病で経済が蝕まれている」という状況に変わりはない。今はだましだまし動かしているような感じ。だから感染拡大前と比べれば低迷状態には違いないし、先行きが見えないこともあってか戻しの動きも鈍い。
飲食店に関しては感染拡大懸念などから10月に向けて失速、旅館・ホテルなどはGoToの効果からか10月には大きく伸びているけど、恐らくは11月に入ると失速するだろうな、と。
とにもかくにも新型コロナウイルスの問題が何らかの形で決着しないことには動きようがないのが実情ではある。
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