せめてタイトルと作者名を表記してくれんか?
— 遠藤海成 (@minakichijapon) December 7, 2020
そうなんですよ!ダウンロードしたとしてもそこから検索してって手間かけてまで読みたいか?ってなっちゃうんですよね。『ちょっと読んでみようかな』って程度でタイトルと作者名すら覚えてないマンガなのに!もっと入りやすい入り口にして!
— 遠藤海成 (@minakichijapon) December 7, 2020
これはウェブ経由で各種サイトやツイッターを使っている当方もよく遭遇するし、要望として強く同意せざるを得ないもの。作品名とか作者が分からないけど気になるなということでクリックしてみたら、アプリのダウンロードページとか漫画のポータルサイトのトップページに飛ばされて、あれ、先ほどの作品はいずこにありや、的な戸惑いとともに「見たかったという衝動が吹き飛んだのでもういいや」という醒めた気分になってしまう。まだ作品名が分かればそのタイトルを検索して、自分で探すということもできるのだけど。それすらかなわないのが実情。
プレート広告には面積上の都合があるし、文字、特に作品名とか作者名が大見出しに書かれていると宣伝っぽさが強く出てしまいよろしくないという思惑があるのだろう。けれどそれじゃ意味がない。試食コーナーから良い香りがしてくるので近寄って手をつけようとしたら、身分証明書の提示を求められてさらに簡単なアンケートに答えてくださいと指示されたら、それじゃいいですという感じになってしまうのと同じ。ちょっとした動機はちょっとしたハードルですぐにしぼんでしまう。その辺り、どうにかしてほしいかな、という気はする。
もっとも今件、生存者バイアスの話と同様に、あの類の広告からクリックして、指示通りにアプリをダウンロードしてしまうような人を対象にしているから、まったく問題は無しとの可能性もある。つまり作品に強い興味関心を抱いているけど、作品そのものを強く読みたくて、それ以外にはあまり興味がないような人は、最初から相手にしていないというもの。それはそれで最適化されてはいるのだろうけど、なんだか残念な話には違いない。
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