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総務省が5月25日に発表した2017年通信利用動向調査によると、個人がインターネットを利用する機器は、スマートフォンが54.2%を占め、PC(48.7%)を初めて上回った。年代別にみると、特に20~29歳ではスマホが87.8%、PCが63.8%と差が出た。一方、60歳以上はPCがスマホを上回っている。

毎年総務省が調査発表している、通信利用動向調査。当方も毎年分析しているけど、今回発表されたのは概要速報値で、詳細な分析可能データが出るのは一か月くらい後のお話。なんかいつもより出るのが早いなと思っていたら、速報値だったのでちょいとほっとした。

で、タイトルの通り、今回の結果分ではネット利用者の比率=数において、スマホがパソコンを上回ったってのがビッグイベント的なお話。まぁ、複数回答だし、スマホの利用者はどんどん増えてるし、これは当たり前の話かな、と。もっとも、インターネットを使っているか否かの区切りのみで、具体的に何をしているのかとか、していることのボリュームとかはまた別の話。プライベートでは圧倒的にスマホが上だろうけど、ビジネスだとどうなるのかな、とか思ったりもする。


ちょいとドタバタしていて記事の展開はもう少し後になるのだけど、先日2018年第1四半期の印刷証明付き部数が公開され、中身をちらほら確認している。で、気になった動向として、週刊少年サンデーの部数が30万部を割り込んだ。

確か40万部だか50万部を割り込んだ時には大騒ぎとなった記憶があるのだけど、30万部われでは現時点で静かなもの。予定調和的なものという認識なのかな。


【本家サイトではカテゴリを作ってもりもり分析している】、総務省情報通信政策研究所が毎年8月に発表している、情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査。要は各種情報系メディアをどのように、どれぐらい使っているのかを調査した、結構細かい、そして大規模な調査ではあるのだけど、それが今年は7月の頭、昨日発表されてしまった。

いやぁ、早い分にはありがたい話ではあるのだけど、予定からほぼ2か月間ほど前倒しになったので、スケジュールがおしまくって少々頭を抱えている。実際に分析に取り掛かれるのは、早くても7月下旬になってからって感じになっちゃうなあ。それまでは内容に関していい加減だったり突っ込みまくりな記事が出てきても、細かい反論はできないのが悔しい感じ。

漫画誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の印刷部数(印刷証明付き)が、今年1~3月の平均で191万5000部となり、200万部を割り込んだことが分かった。

四半期に一度日本雑誌協会が発表する、印刷証明付き部数、つまり第三者によるチェックが入った上での印刷冊数の最新情報。出版社による公称・自称部数とは違い、それなりの確からしさはある...けど、実は印刷をした部数であって、返本やら売れ残りも計上されることになるので、実売はこの値から1割-2割減ぐらいで考えればいいんじゃないかな。

で、週刊少年ジャンプが200万部割れとして大ニュースになってるけど、昨年は週刊少年マガジンが100万部を割り込んだことでやはり大騒ぎになった。けど、多くの雑誌は中長期的に減退傾向にあるので、100万とか200万ってのは単なる経過点に過ぎないのだな。

「本気で自殺したいと思ったことがある」と回答した割合は23.6%(前回23.4%)と横ばいで、「最近1年以内に自殺したいと思ったことがある」割合は全体の4.5%(同5.3%)とわずかに減った。

厚労省の発表データとはあるけれど、実は厚労省のプレスリリースとか新着情報では反映されておらず、内部の調査研究一覧からその更新内容を確認できる。手続き上のミスか、あるいは面倒なのでプレスリリースの類は出していないのか...いずれにせよ、あまりよろしい話では無い。

で、記事に登っている「考えたことがあるか」は過去に一度でもあるかないかという話。また、「その中で」過去1年以内に考えたことがある人は18.9%。長い人生の間には結構そういう経験もあるだろう、とう感は否めない(生存者バイアスも多少は存在しているだろうけど)。


あるいは速報報道の形で一部では伝えられているかもしれない、ここ数年連続して行われている、小学生から高校生とその保護者を対象にした、インターネット関連の利用実態調査。本家サイトでも精査をしている調査の一つで、先日確認したら最新データの速報が出ていたのでちょいと中身を見た次第。

ただ今件はあくまでも現状では速報でしかなく、詳しい中身は今後発表される報告書などの掲載を待つ必要がある。なのであくまでもざっと見程度。

結婚していない人のうち、異性の交際相手がいない人の割合が男女ともに過去最高になったことが分かりました。

国立社会保障・人口問題研究所が去年6月に18歳から34歳の未婚の男女およそ5000人らを対象に調査した結果、結婚願望がある人が男女ともに8割を超える一方、「異性の交際相手がいない」人の割合が男性で7割、女性で6割と、5年前の前回調査から1割近く増えて、ともに過去最高でした。結婚のハードルとしては男女ともに4割以上が「結婚資金」を挙げています。


もうお気づきの人もいるだろうけど、今件は国立社会保障・人口問題研究所が5年おきに調査を実施している出生動向基本調査の最新分、2015年分をよりどころとしている。前回分は10月21日に発表されたのでもう少し後になるかなあと思っていたのだけど、想像より一か月近くも前倒しで発表されたのでどたばた。

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